ロールスロイス、2024年の干支である辰年を祝して「Year of the Dragon 特別仕様車」を発表

ロールスロイス

ロールス・ロイスは、旧正月を前に4つの特別仕様車で辰年を祝う。

ラインナップはカリナン1台とファントム・エクステンデッド3台で、”中国文化遺産の壮大な国際的祭典 “と銘打たれている。しかし、「文化は国境を超える」として、同社はモデルを中国に限定していない。

そのユニークさは、各スペシャル・エディションがツートンカラーのデザインで、龍をモチーフにした手描きのコーチラインを備えていることからもすぐにわかる。それぞれのドラゴンは右を向いており、「太陽が昇る方角である東を象徴している」という。

より大きな変化は室内にあり、3つの特別仕様車には手描きのドラゴンをあしらったフェイシアパネルが採用されている。ロールス・ロイスによると、ドラゴンは中国文化における幸運と繁栄を表す赤で描かれているという。

この芸術作品の制作には2週間以上を要したが、これは立体的な外観のためである。この特徴的な外観は、アーティストが複数の色相の赤を使い、4段階に分けて塗り重ねたことによる。ロールス・ロイスによれば、この3D効果は非常にリアルで、”アートワークがフェイシアに彫り込まれているように見える “という。

ユニークなのはパネルだけでなく、ヘッドレストにも赤いドラゴンが描かれている。それぞれの完成には約20時間かかり、5,449針ものステッチが必要だった。

そのうちの3車種は、ピアノブラックのリア・ピクニック・テーブルを備え、円形の干支カレンダーのステンレス製バージョンがはめ込まれている。その上、”各年を代表する動物の名前が伝統的な中国の書道で刻まれており、龍は金色で強調されている”。4台目はより保守的で、ピアノブラックの化粧板にステンレスの龍がはめ込まれている。

真のハイライトは、スターライト・ヘッドライナーに描かれた史上初のドラゴンだ。これは、「抽象的なドラゴンのモチーフ」を形成する677個の個別に配置された光ファイバーの「星」で構成され、さらに667個のライトで囲まれている。このユニークなヘッドライナーのデザインと開発には3カ月を要し、ライトを配置するだけでも20時間以上かかる。

最後になったが、ファントム・エクステンデッドの各コミッションには、特注のラムズウールカーペットとユニークなギャラリーのアートワークがある。ロールス・ロイスによると、これらはカーボンファイバーで作られており、”ダイナミズムと動き “を連想させるという。

【参照】https://www.carscoops.com/2024/02/rolls-royce-celebrates-chinese-culture-with-year-of-the-dragon-special-editions/

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