ご存知のように、BMWは3シリーズと4シリーズのミッドサイクル・リフレッシュの開発に鋭意取り組んでいる。それに伴い、M4のラインナップに新たなバリエーションが追加され、M3の全輪駆動バージョンは若干パワーアップする。
9月、BMWのM部門の責任者は、M3 CSと並んでM4 CSをラインナップに加えることを明らかにした。基本的には、M4 CSLのより快適なバージョンとなる。
同車同様、M4 CSは3.0リッター直6ツインターボを搭載し、Bimmerpostのユーザーによって発見された新しい資料によると、最高出力は543ps(405kW/550PS)になるという。リアシートがなく、カーボンファイバー製のルーフ、ボンネット、トランクリッドを持つM4 CSLよりも遅くなる可能性が高いが、サーキットを走らないときには暮らしやすいだろう。
また、資料によると、M4 CSは左ハンドルと右ハンドルの欧州市場だけでなく、米国でも販売されるようだ。新モデルの生産開始は2024年7月とされている。
さらに、Bimmerpostのスーパー探偵は、M3コンペティションM xDriveの生産台数を掘り起こした。全輪駆動バージョンには、セダンのFRバージョンにはない数馬力が追加される。
具体的には、ミッドサイクル・リフレッシュ時に20psの上乗せが行われる。その結果、M3コンペティションM xDriveは、2025年モデルでは合計523ps(390kW/530PS)を発揮することになる。
M4 CSと同様、アップデートされたM3は2024年夏に生産が開始される予定だ。資料によると、アメリカ、ヨーロッパ、イギリスのドライバーは、新モデルがディーラーのショールームに並んだ後、すべてこのモデルを提供されることになるようだ。
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