ポルシェ タイカン、ハードコアモデル登場! 3月11日発表

ポルシェ

ポルシェは、最上級グレード「テイカン」のワールドプレミアまでのカウントダウンを開始した。デビューは3月11日に予定されており、”史上最もダイナミックなテイカン “を発見できるだろう。マーケティング的な宣伝文句はさておき、このホットな電気セダンは、ノルドシュライフェを7分07秒55でラップしたプロトタイプの市販バージョンである可能性が高い。

テイカン・ターボSのラップタイムから26秒、テスラ・モデルSプレイドのグリーン・ヘルのホットラップから17.6秒を短縮したハードコアのテイカンは、血のように速いだろう。今日公開された新しいティーザー画像では、シルエットがうっすらと見えるだけだが、ニュルブルクリンクのクルマはすべてをさらけ出している。後部の大きなウイングは、それ以下の派生モデルとは一線を画すだろうが、ポルシェは他にもエアロに手を加えているはずで、それは来週明らかになるだろう。

これまでのところ、最もパワフルなテイカンはターボSの938psで、旧型が750psだったことを考えると、すでに大きなパワーアップを果たしている。将来のフラッグシップはさらに大きなパンチが期待でき、おそらく1,000馬力の大台を超え、1,020馬力の怪物的出力を持つプレイドと肩を並べるだろう。新型ターボSの0-62 mph(100km/h)加速が、旧型ターボSより0.4秒短縮されたわずか2.4秒であることを考えれば、首が飛び出るような加速は当然だ。

車名はまだ謎のままだが、一部ではこのクラウンジュエリーを「テイカン・ターボGT」と呼んでいる。また、ポルシェのエンジニアが3つ目のモーターを搭載しているとの情報もあるため、電気モーターの数も謎の1つとなっている。しかし、これらの詳細については、塩をひとつまみ入れて考えてほしい。

ツッフェンハウゼンは、電気セダンをダイエットさせることで余分な重量を相殺しようとするかもしれないが、3つ目のモーターは、すでに重い車に重量を追加することになる。参考までに、テイカン・ターボSの米国での車重は5,082ポンド(約6.6kg)である。

約1カ月前に導入されたフェイスリフトで、ポルシェはラインナップ全体の価格を引き上げた。テイカン・ターボSは以前より14,445ドル高くなり、210,995ドルからスタートする。ターボGTと呼ばれるモデルは、かなりのプレミアがつくだろう。およそ25万ドル、あるいはルーシッド・エア・サファイアと同程度の価格になったとしても、あまり驚かないでほしい。AMG EQSは147,550ドルからで、それに比べればプレイドは89,990ドルとお買い得だ。ただし、テスラが高級ブランドかどうかは議論の余地がある。

【参照】https://www.motor1.com/news/710990/hardcore-porsche-taycan-teaser/

コメント

タイトルとURLをコピーしました