729馬力の2024年型カイエンターボEハイブリッドはポルシェ史上最もパワフルなSUV

ポルシェ

ポルシェは2024年に向けてカイエンのラインナップを再編成する。ターボは姿を消し、プラグインハイブリッドのターボEハイブリッドがラインナップの座を奪った。

2023年型カイエン・ターボS E-ハイブリッドが670ps(500kW/679PS)だったのに対し、2024年型カイエン・ターボE-ハイブリッドはパワーを10%近く向上させ、729ps(544kW/739PS)、トルク700lb-ft(949Nm)を発生する。このパワーは、大幅に改良された4.0リッターV8ツインターボエンジンによるもので、単体で591ps(441kW/599PS)を発生する。このエンジンは、トランク下に設置された新しい25.9 kWhバッテリーパックから供給される174 hp(130 kW/176 PS)の電気モーターと組み合わされる。

ポルシェがこれまで販売した中で最もパワフルなカイエンが誕生した。その素晴らしいパワーのおかげで、このSUVは0-60mph(96km/h)加速をわずか3.5秒でこなし、最高速度183mph(295km/h)まで走り続けることができる。

そのパワーを抑制するために、カイエンターボE-ハイブリッドには新しい2チャンバー2バルブのエアサスペンションが標準装備されている。この技術により、圧縮と伸縮を別々に調整することが可能になり、乗り心地をよりコントロールしやすくなった。

ポルシェによれば、この技術により、クルージング中により快適なSUVを設計することができ、またサーキット走行中により張りとコントロール性を感じるSUVを設計することができるという。標準装備のポルシェ・トルクベクタリング・プラスとオプションのリアアクスル・ステアリングを組み合わせることで、カイエンはまるでポインターシューズを履いたギャングの執行官のように威圧的で優雅になるはずだ。

ポルシェは、カイエンターボE-ハイブリッドにターボ専用のフロントマスクを装備し、その中には大型のエアインテークとハイグロスブラックのエアブレードが含まれている。一方、ホイールアーチとロアリアフェイシアはボディカラーに統一され、高性能感を演出している。最後に、デュアル・エキゾーストはブラッシュド・アルミ製で、ブレーキ・キャリパーは赤く塗られている。

インテリアでは、ダッシュボードとドアにアルミニウム・トリムが施され、レーステックスのルーフ・ライナーがスポーティな雰囲気を醸し出している。GTスポーツ・ステアリングホイールが標準装備され、専用のドライブモードボタンを備えている。フロントシートの乗員は、18ウェイ調整可能なレザー・スポーツシートによってしっかりとホールドされるが、14ウェイ調整可能なレザー・コンフォートシートも選択できる。

価格と在庫

新型ポルシェカイエンターボE-ハイブリッドは、標準ボディスタイル(148,550ドル(デスティネーション込み)から)とクーペボディスタイル(153,050ドル(デスティネーション込み)から)の両方で提供され、来春には米国のディーラーに導入される予定です。

【参照】https://www.carscoops.com/2023/08/the-729-hp-2024-cayenne-turbo-e-hybrid-is-porsches-most-powerful-suv-ever/

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