メルセデス、新型Gクラスにより強力なディーゼルエンジンを搭載

メルセデス・ベンツ

旧型によく似た新型Gクラスが登場した。しかし、メルセデスはG550のV8エンジンに代わって直列6気筒エンジンを搭載するなど、いくつかの変更を行っている。ヨーロッパでは、ディーゼルエンジンはそのまま存続し、さらにパワーアップしている。EUの排ガス規制の厳しさを考えれば、これはうれしい驚きだ。

画像はないが、古いG400dはG450dのために引退する。G450dは、3.0リッター直列6気筒ターボディーゼルエンジンを進化させ、最高出力362ps、最大トルク553psを発生する。これは先代に対して36psと37lb-ftのアドバンテージとなる。さらにこの新型ディーゼルは、電気モーターを搭載したマイルドハイブリッド仕様で、(一時的ではあるが)20psと148lb-ftのパワーアップを果たしている。

2025 メルセデス・ベンツ G550

マイナーチェンジ前のメルセデスG400dが0-62mph加速6.4秒だったのに対し、G400dはわずか5.8秒。最高速度は130mphで変わらない。象徴的なGワーゲンのアメリカ向けではないこのモデルは、G550よりもトルクが約140lb-ftアップしているが、馬力は81psダウンしている。新型G450dは、G550よりスプリントで約0.5秒遅いだけだ。

メルセデスはGクラスのリフレッシュを終えていない。今年後半には完全な電気自動車が登場するが、おそらく「EQ」ブランドはないだろう。中国では、この由緒あるオフローダーはG350として4気筒ガソリンエンジンでも販売されている。プラグインハイブリッドのバリエーションは、他のほとんどのメルセデスモデルがPHEVセットアップを持つことができるにもかかわらず、議題にはないようだ。

【参照】https://www.motor1.com/news/713992/2025-mercedes-g-class-g450d/

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