アルファロメオは以前から、小型の新型クロスオーバーのティーザーを予告してきたが、今回はこれまでで最も本格的なものだ。イタリアの名門自動車メーカーがソーシャルメディアに短いクリップを公開し、次のようなキャプションを添えた： “ずっと前からわかっていたことかもしれない”。これは、Bセグメントモデルが “ブレンネロ “と呼ばれるという噂に言及している。動画自体については、いくつかのGPS座標が含まれており、そのうちのひとつがモデル名をさらに暗示している。
GPS座標のいくつかは、アレーゼ博物館、バロッコ・サーキット、ステルヴィオ峠を指しているが、4番目はブレンナー峠を指している。全長30マイル（約50キロ）あまりのこの峠は、アルプスで最も低い峠のひとつで、ステルツィング（イタリア北部の南チロル州）からインスブルック（オーストリア西部のチロル州の州都）まで続いている。アルファロメオの大きなトナーレとステルヴィオもアルプスの峠にちなんで名付けられた。
2024年初頭にデビュー予定の新型ベビークロスオーバーは、実質的にジープ・アベンジャーとフィアット600のアルファロメオ版となる。この2つのモデルは主にEVとして販売されているが、マイルドハイブリッドの3気筒ガソリンエンジンも用意されている。ブレネロはアルファ初のEVとなる予定だが、そのエクステリア・デザインをレンダリングしてみた。実物のリーク画像を参考にしたPhotoshop作業なので、かなり正確なはずだ。
ステラントスブランドは、すでに次世代ジュリアとステルヴィオがEVになることを確認している。また、北米向けの大型電気自動車も開発中で、エアロフォーカスのSUV型になるという。忘れてはならないのは、見事な33ストラダーレ・スーパーカーも、V6モデルの代替としてゼロ・エミッション仕様が用意されていることだ。
【参照】https://www.motor1.com/news/699712/alfa-romeo-brennero-name-confirmed/
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