ミニは再設計されたカントリーマンのラインナップを拡大し続けており、その最新のバリエーションがエントリーレベルのカントリーマンCである。
快適で広々とした効率的なクロスオーバーと銘打たれたカントリーマンCは、マイルドハイブリッドテクノロジーを採用したターボチャージャー付き1.5リッター3気筒ガソリンエンジンを搭載。複合出力168 hp(125 kW / 170 PS)、最大トルク206 lb-ft(280 Nm)を発生する。
このエンジンはデュアルクラッチトランスミッションに接続され、前輪にパワーを送る。このセットアップにより、クロスオーバーは0-62 mph(0-100 km/h)を8.3秒で加速し、最高速度は132 mph(212 km/h)に達する。さらに、このモデルの複合燃料消費率は6.1 L/100 km(38.6 mpg US)と低い。
ドイツでは4種類のトリムが用意され、エントリーレベルのエッセンシャルは39,900ユーロから。比較的ベーシックなエクステリアで、ブラックのプラスチッククラッディングと17インチのアルミホイールが特徴。また、シルバーかオプションのブラックメタリックの限られたカラーパレットとなっている。
エントリーグレードのエクステリアは地味だが、キャビンはスタイリッシュなツートーンデザインで、カラフルなクロスシートが採用されている。また、直径9.5インチ(240mm)の丸型有機ELディスプレイも装備。この有機ELディスプレイは、デジタルメータークラスターおよびインフォテインメントシステムとして機能する。
リアシートは5.1インチ(13cm)までスライド可能で、後席のレッグルームや荷室容量を優先させることができる。後者について言えば、このモデルは最大51.6立方フィート(1,460リットル)の荷物を積むことができる。
米国での販売については未定だが、アメリカ人はカントリーマンS ALL4を楽しみにしている。
【参照】https://www.carscoops.com/2023/12/mini-countryman-c-introduced-as-entry-level-crossover-with-168-hp/
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