2025年型ミニクーパー:201馬力のターボエンジンを搭載

BMW(ミニ)

ミニは昨年、新型クーパー3ドアハードトップを発表した際、電動モデルのEとSEしか発表しなかった。ハッチバックに内燃エンジンが搭載されるのは今回だけだ。ディーゼルはなく、BMWグループ最小のこの車には2種類のガソリン・パワートレインが搭載される。

ベースモデルはクーパーCと呼ばれ、ターボチャージャー付き1.5リッター3気筒エンジンを搭載し、154馬力と170ポンド・フィート(230ニュートン・メートル)のトルクを発生する。これにより、0-62 mphのタイムは7.7秒となる。クーパーSにステップアップすると、201psと221lb-ft(300Nm)の2.0リッター4気筒ターボエンジンが搭載され、スプリントタイムは6.6秒に短縮される。もっとパンチが欲しい人は、次のJCWモデルを待つ必要があるが、ミニは発売時に新しいJCWエクステリア・トリムを販売する。

ルーフカラーは4色で、マルチトーン・ルーフ・オプションを選択した場合、フェイバリット・モデルでは3色のグラデーション・ルーフ仕上げとなる。インテリアには電動モデルと同じ9.4インチの有機ELインフォテイメントが搭載され、ありがたいことにミニはすべての物理的なコントロールを削除していない。パーキングブレーキ、ギアセレクター、スタート/ストップボタン、ボリュームノブはすべて円形ディスプレイ下のトグルバーにある。

荷物はリアシートを設置した状態で7.4立方フィート(210リットル)、ベンチを畳めば28.2立方フィート(800リットル)入る。ミニは、より実用的な5ドアハッチバックとともに、最新型クーパーのコンバーチブル・バージョンを発売する意向だ。これらは、BMWグループが10年末にガス自動車を廃止する前のICEモデルの最後の波となる。

新型クーパーCとクーパーSは、電気自動車のクーパーEとSEとは異なり、オックスフォード製となる。この2モデルは、ミニの親会社であるBMWグループと長城汽車の合弁会社であるスポットライト・オートモーティブが中国で生産する。英国で電動ハッチが製造されるのは、次期エースマン小型クロスオーバーとともに2026年になってからだ。

同等の5ドアモデルは今年後半に登場するはずだ。

【参照】https://www.motor1.com/news/707556/2024-mini-cooper-gasoline-engines/

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