フィアット、レトロなコンセプトカー5台を発表

フィアット

フィアットは、同じグローバル・プラットフォームをベースとし、今後数年間で生産バージョンを生み出す5台の魅力的なコンセプトカーを発表した。

イタリアの自動車メーカーの新ラインナップは、フィアット最高経営責任者兼ステランティス・グローバルCMOのオリヴィエ・フランソワがイタリアのジネブラから発表したビデオで紹介された。このラインナップの最初のモデルは、今年7月に市販モデルとして発表され、その後2027年まで毎年新型車が発売される予定だ。

最初に発表された新コンセプトは、現行パンダより一回り大きなシティカーで、トリノにあるフィアットのリンゴット社屋にインスパイアされたデザインで、ルーフには楕円形のテストコースがある。楕円形のダッシュボード、ディスプレイ、ヘッドレストなど、特にキャビンには楕円形が多用されている。プラスチックや竹などのリサイクル素材も随所に使われている。フィアットによると、このモデルには、バッテリー・エレクトリック・セットアップや内燃機関を含む、さまざまなパワートレインが用意されるという。

次はピックアップ・コンセプトだ。フィアット・ストラーダはブラジルで最も売れているクルマで、フィアットはこの成功を世界的に再現できると考えている。シティカーと同様、ピックアップもレトロな箱型のフォルムを持ち、楽しさと機能性を兼ね備えているという。

ピックアップ・コンセプトによく似たデザインの大型ファストバックも発表された。これはフィアット・ファストバックとフィアット・ティーポの「後継者」とされており、ラテンアメリカ、中東、アフリカ、ヨーロッパで特に人気が出るかもしれない。さらに、少し手を加えたSUVバージョンや、無骨なスタイリング要素、ジャッキアップされた車高、オフロードタイヤを備えた「何でもできるクルマ」と位置づけられるキャンピングカー派生モデルも加わった。

「フランソワは声明の中で、「フィアットは、昨年130万台を販売し、世界の多くの地域で確固たる地位を築いているグローバルブランドです。「私たちはグローバルなゲームに参加しており、私たちの次のステップは、ローカルな製品から、世界中のすべてのお客様に利益をもたらすことができるグローバルな提案へと移行することです。4ヵ月後のブランド創立125周年記念式典で第1号車が発表されるからだ。その後、毎年1台の新型車が発表される予定です。”

【参照】https://www.carscoops.com/2024/02/fiat-presents-five-retro-concepts-heading-to-production/

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