ルノー、航続距離149マイルの電気自動車「トラフィックバンE-Tech」を発表

ルノー

小型商用車の分野でも電動化の流れは急速に広がっており、EV専用のバンを発表する自動車メーカーが増えています。最新の例はルノーで、E-Tech商用車シリーズに新たなメンバーとして、生産可能なトラフィック・バンE-Tech Electricを追加しました。

このモデルは、2020年に初公開された既存の4代目トラフィックをベースにしています。外観は、テールゲートのE-Techバッジを除き、ICEエンジン搭載の兄弟車と同じです。同様に、全長は5,080mm(200インチ)と5,480mm(215.7インチ)の2種類、全高は1,967mm(77.4インチ)と2,498mm(98.3インチ)の2種類から選択可能です。荷室容量は5.8〜8.9立方メートル(204.8〜314.3立方フィート)で、キャブフロアのタイプも用意されており、コンバージョンが可能です。

電気パワートレインは、エントリーモデルのディーゼルをわずかに上回る121ps(90kW / 122PS)を発生するシングルモーターで構成されています。牽引能力は750kg(1,654ポンド)、最大積載量は1,100kg(2,425ポンド)となっています。トラフィックバンE-Techエレクトリックは、52kWhのバッテリーを最近更新されたマスターE-Techと共有し、WLTPでの航続距離は240km(149マイル)となっています。バッテリーは、7kWのAC、22kWのAC、またはオプションの50kWのDC急速充電器で充電することができます。

トラフィック・バンのEV版には、2021年にキャンピングカーのコンセプト「ヒッピー・キャビア・ホテル」で予告された、同等の乗用型トラフィックが続くと予想されます。今年、ルノーは、同じくハノーバーで一般公開されたロングホイールベースの「Kango E-Tech Electric」をベースに、やや小型の「Hippie Caviar Motel」コンセプトを発表しています。

【参照】https://www.carscoops.com/2022/09/renault-unveils-trafic-van-e-tech-electric-lcv-with-a-149-mile-range/

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