新型フォルクスワーゲンマルチバン・カリフォルニアキャンパーバン、2023年デビュー予定

フォルクスワーゲンの商用車部門は、本日開催された年次プレスカンファレンスで、キャンピングカー愛好家にとって嬉しいニュースを発表し、今年、新しいカリフォルニアモデルを導入することを確認しました。この新型キャンピングカーは、Multivanをベースに、様々なコネクテッド機能を搭載する予定です。

フォルクスワーゲン商用車のCEOであるカーステン・イントラは、「カリフォルニア・ユニバース」と呼ばれる、最新の自動車技術をキャンプ場に持ち込むことができるものを皮切りに、カリフォルニア・シリーズに大きな計画があることを説明しました。

イントラは、「私たちは、キャンプモデルを中心にビジネスの幅を広げ、お客様にカリフォルニアの特別な感覚を提供したいと考えています」と述べています。「Caliコミュニティーのためのデジタルサービスや、クルマの購入を補完するまったく新しいサービス…そして、Multivanをベースにした新型Californiaのショーカー・プレゼンテーションなどです。これらは、今年の後半に計画しています。”

VWのトランスポーターバンの長い歴史の中で7代目となるマルチバンは、バン専用のシャシーからMQBアーキテクチャに移行して現状に挑戦しました。このプラットフォームは、最初はゴルフなどの自動車用に設計されましたが、商用車用に拡張されました。

新型Multivan Californiaについて、その他の具体的な詳細は明らかにされていませんが、MQBプラットフォームは、標準のMultivanにガス、ディーゼル、PHEVドライブトレインを提供しているため、プラグインハイブリッドパワーの形で大きなセールスポイントとなる可能性があります。

Multivan eHybridは、1.4リッター4気筒エンジンと電気モーターを組み合わせています。両者を合わせて215馬力（160kW/218PS）を発揮し、ドライバーに82マイル（132km）のオール電化航続距離を提供することができます。

Multivan Californiaは2024年に一般販売される予定ですが、フォルクスワーゲンのキャンパーバンのラインナップはこれだけにとどまりません。2025年には、北米市場向けのロングホイールベースのバンをベースにしたオール電化のID Buzz Californiaを導入し、ラインナップをさらに拡大する予定であることが発表されています。