ランチアがメタバースに参加、謎のスポーツコンセプトを発表

メタバースは期待されたほどには浸透していませんが、一部の自動車メーカーはプロモーションのために全力で参加しています。ランチアは、2023年のメタバース・ファッション・ウィークでゲームに参加し、イプシロンとベールに覆われたままの新しいコンセプトカーでバーチャルショールームを作り上げました。

2011年からほぼ変わらずに存在している老朽化したイプシロンの3Dモデルはさておき、このマーケティング演出のメインとなるのはコンセプトである。残念ながら、ランチアブランドの黒いヴェールからはデザインの詳細を知ることはできませんが、少なくとも謎のコンセプトの3ボックスのシルエットを見ることができます。

この時点では、リアエンドの一部を見せた前回のティーザーとは異なり、ストラトスのスポーツカーというよりもフルヴィアのクーペのように見えます。ありがたいことに、このランチアコンセプトは4月15日に開催されるイベント「Emozione Pu+Ra」で完全公開される予定なので、私たちの疑問はすぐに解決されます。このコンセプトは、スーパーミニ「イプシロン」、クロスオーバー「アウレリア」、ハッチバック「デルタ」に採用されるデザイン言語を示す、Pu+Raの彫刻の進化形となることが期待されます。パワートレインについては、完全な電気自動車として登場しないのであれば、私たちは驚きを隠せません。

ランチア初のバーチャルショールームは、イタリア・ミラノのガッタメラータ通りにある実際のディーラーをモチーフにしており、すでに自動車メーカーの新しいロゴと新しいコーポレートアイデンティティでアップデートされている。同社は、2024年前半に新型ランチア・イプシロンを発売するまでに、すべてのディーラーをアップデートし、ヨーロッパの主要70都市に70のセールスポイントを設けたいとしている。

2023年メタバース・ファッションウィークは、3月28日から31日まで、バーチャル限定イベントとして開催されます。ユーザーはアバターで訪れ、さまざまな部屋をチェックすることができるようになります。