ランチア、恥ずべきリーク情報では明かされなかったイプシロンEVの一端を予告

ランチア

スパイシューターやリーカーは自動車メーカーにとって大きな頭痛の種であり、慎重に計画されたティーザー画像やちょっとした技術情報を垂れ流す戦略を、メーカーが望むよりもはるかに多くの新車情報を暴露することで崩壊させてしまう。そして今週は、いたずらリストに自動車泥棒を加えることができる。

今週のランチアの再生が計画通りに進んでいたなら、ステランティスの高級ブランドに関するニュースは、2月に発売予定のイプシロンの2枚目のティーザー画像の公開が中心になっていただろう。しかしその代わりに、今日発表された新しいプレスイメージは、イプシロンのプロトタイプが運河から引きずり出され、来春に数千台が出荷されるフランスの工場から盗まれたように見えるショットと、我々の注意を引くために争うことを余儀なくされた。

運河での大惨事は、ランチアにとってPR上の悪夢である。というのも、これまでのカモフラージュされた車のスパイショットではわからなかった、新型イプシロンに関する多くのことが明らかになったからだ。しかし、ひとつだけ救いがあるとすれば、フロントエンド、特にプジョー208由来のスーパーミニを路上で識別するのに役立つデジタルライトシグネチャーをはっきりと見ることができなかったことだ。そこで、今日の新しいティーザーが登場した。

ティーザー画像#2は注意深くライトアップされ、クルマのポーズもすべてが明らかになるのを避けているが、今年のPu+Ra HPEコンセプトの影響を大きく受けたサブコンパクトであることは間違いない。DRLとして機能するY字型に配置された3つの超スリムなLEDライトブレード、「ランチア」の名を冠したボンネット前縁の黒いバイザー、フロントバンパーの縁に取り付けられたヘッドライトユニットらしきものが確認できる。

イプシロンのリアライトは、Pu+Raのストラトス風の円形テールライトにインスパイアされたものであることは、カナルショットですでに確認されている。また、ランチアの以前のティーザーイメージと我々のスパイショットの組み合わせから、インテリアにはコンソールに奇妙な円形のトレイがあり、ベロアのシートがあることがわかっている。イプシロンは、プジョー208やオペル・コルサなどと同じステランティスE-CMPプラットフォームを採用し、ガソリンと電気を組み合わせたパワートレインを提供する。

【参照】https://www.carscoops.com/2023/12/lancia-teases-one-bit-of-the-ypsilon-ev-that-the-embarrassing-leak-didnt-give-away/

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