テスラ、サイバートラック・イベントを木曜午後2時(米東部時間)に開始、10台を従業員に納車

テスラ

テスラは、同社の投資家向け広報責任者であるマーティン・ヴィーチャがこれまで伝えていた午後1時という時間を調整し、午後2時(CT)からイベントを開始することを正式に確認した。

テスラは11月30日に待望のサイバートラックのデリバリーを開始する予定で、デリバリーイベントは午後の早い時間に予定されている。

電気自動車メーカーは、このイベントに関する詳細を比較的少なく公開しているが、テスラはX(旧Twitter)にて、木曜日の午後2時(米国中部標準時午後3時/東部標準時午後12時)にテキサス州にある同社のギガファクトリーでイベントが開始されることを確認した。これは多くの人々にとっては平日の真っ只中だが、イベントで納車されるサイバートラックの数が少ないことを考えれば、テスラにとっては問題にはならないだろう。

実際、テスラのプロダクト・デザイン・ディレクターであるハビエル・ヴェルドゥラは先週、このイベントで納車されるサイバートラックはわずか10台で、それらはすべて従業員に引き渡されると明かしたとElectrekは報じている。つまり、テスラはこのイベントを納車イベントと称しているが、それは完全な真実ではなく、どうやらサイバートラックが通常の有料顧客に引き渡されることはないようだ。

この事実が、テスラがサイバートラックに関する技術仕様をほとんど発表せず、予約注文をした人たちが実際に何を契約したのか頭を悩ませている理由だろう。

2019年後半にテスラが初めてサイバートラックを発表した際、その価格帯は39,900ドルから始まり、49,900ドルのミッドレンジ・バリアントがあり、69,900ドルから購入可能なトライモーター・バージョンがトップになると述べていた。米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)から入手した最近の資料によると、電気モーター1基のベースモデルは提供されなくなり、2モーターバージョンと3モーターバージョンだけになる。これにより、サイバートラックの魅力がより裕福な買い物客に限定されることは間違いなく、多くの予約者が予約注文をキャンセルする可能性がある。

このイベントに向けて、テスラは工場に20台以上のサイバートラックのプロトタイプを集めたようだ。

【参照】https://www.carscoops.com/2023/11/tesla-cybertruck-event-to-start-at-1-pm-ct-thursday-10-units-delivered-to-employees/

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