2月26日の世界デビューに先駆け、ルノー5 E-Techの市販仕様車の特許画像がネット上に流出した。
これらの画像は、世界知的所有権機関(WIPO)によって最近公開されたもので、電気ハッチバックの外観が2021年のコンセプトに非常に似ていることを示している。また、Carscoopsが7月に公開した専用レンダリング画像とも非常によく似ており、特にヨーロッパで人気を博すのにふさわしいレトロな要素をすべて備えている。
5 E-Techのフロントには、最新のルノー・バッジが装着され、コンセプトとは似て非なる魅力的でシャープなデザインのLEDヘッドライトが装備されている。伝統的なグリルはないが、フロントマスクには3つのスリムな水平スラットがあり、バンパーの付け根には大きな開口部がある。おそらく、このハッチのデザインで最も興味をそそられるのは、バンパー上の黒い四角形で、その中にキュートなLEDデイタイム・ランニング・ライトが収まっていることだろう。
新型ルノー5は4ドアで、リアドアのハンドルはCピラーに隠されている。また、充電ポートがフロントクォーターパネルに配置され、5 E-Techにはブラックのロッカーパネルが装着されている。これらの画像に写っている例では、ブラックのルーフとブラックのピラーにレッドのアクセントが加えられ、さらに風変わりなルックスに仕上がっている。
電動ハッチバックのリアには、複雑なライトシグネチャーを持つLEDテールライトが装備されている。また、ルーフから伸びる繊細なスポイラーと黒で覆われたバンパーもある。シルバーとブラックのホイールも装備されている。
Carscoopsによると、ルノー5 E-Techの全長は約3.92m(154.3インチ)となり、次期VW ID.2、VWポロ、ルノークリオよりも短くなるという。このクルマを支えるのは、ルノーの新しいCMF-BEVアーキテクチャーである。このアーキテクチャーは、ルノー・クリオ、キャプチャー、ダチアの一連の車種などのICEモデルで使用されているCMF-Bプラットフォームとコンポーネントの70%を共有している。
動力源は電気モーター1基。このモーターがどれだけのパワーを提供するかについては様々な報告があるが、120馬力から150馬力の範囲になるはずだ。
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