アルピーヌがA110 Rを値下げ、カーボンホイールを装着したRトゥリーニを発表

アルピーヌ

アルピーヌは今後数年のうちに、電動ホットハッチ、クーペ、ロードスター、SUVの新シリーズで世界進出を果たすという大胆な計画を持っている。しかし、それが実現するまでの間、アルピーヌにできることは、現行モデルであるスポーツカーA110に手を加え、頭上に斧が突きつけられても買う価値があることを説得することだけだ。

ハードコアなA110 Rの少し手頃なバージョンであるA110 R Turiniは、サーキットで鼓動を高め、エントリーレベルのA110より70%以上高い10万ユーロ以上という恐ろしい価格のためにディーラーでは眉をひそめることになった。

Rがこれほど高価な理由のひとつは、カーボンファイバーを多用していることだ。フロントスプリッター、ボンネット、サイドスカート、エンジンカバー、ディフューザー、リアウィング、そして豪華なホイール。新型Rトゥリーニでは、カーボン製ボディはそのままに、ハイテクリムをエキゾチックではない18インチのマルチスポークアルミホイールに交換している。

アルピーヌのエンジニアたちは、カーボンリムの回転質量とバネ下質量が低いため、ストレートRの方が運転しやすいことを証明するために、あらゆるグラフを考え出すに違いないが、その節約(あるいは都市部に住むオーナーの駐車ストレスの軽減)に異論はないだろう。カーボンを装着したRはフランスで112,000ユーロ(英国では96,990ポンド)であるのに対し、Rトゥリーニは106,000ユーロ/91,490ポンドで済む。

それでも、A110 Sとまったく同じ296ps(300ps)の2.0リッターパワートレインを搭載し、ポルシェが718ケイマンGTSに求める9万3070ユーロ/7万3300ポンドよりもかなり高い。確かにA110 RはGTSよりもハードコアだが、ポルシェの場合は394ps(400PS)のフラット6を手に入れることができる。

【参照】https://www.carscoops.com/2023/12/alpine-drops-a110-rs-price-and-carbon-wheels-to-create-r-turini/

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