フォルクスワーゲン、コンバーチブルSUVを廃止へ

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フォルクスワーゲンT-Rocコンバーチブル、第2世代は登場せず

フォルクスワーゲンがコンパクト・クロスオーバー、T-Rocのコンバーチブル・バージョンをグリーンライトしたことを、少し不可解に思う人もいるかもしれない。しかし、VW唯一のカブリオレの販売台数は悪くない。2023年の最初の11ヶ月間、ヨーロッパで折りたたみ式トップを持つ車の中で2番目に売れた。旧大陸では11,693台が販売され、ドロップトップのTクロスはミニ・コンバーチブルに次ぐ販売台数を記録した。

しかし、これでもまだ後続モデルの開発を正当化するには十分ではない。ゴルフ・コンバーチブルの精神的後継車は、第2世代を見ることはないだろう。VWの開発責任者は、2024年のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)の期間中にラスベガスで講演し、来年登場する新型T-Rocはもうカブリオのバリエーションを生み出さないと述べた。2016年にハードトップのEosを廃止したVWブランドは、今回の発表でコンバーチブルをラインナップから外すことになる。

フォルクスワーゲン T-Rocカブリオレ エディショングレー

クロスオーバー専用のT-Rocは、ヴォルフスブルクを拠点とするVWが2033年までにヨーロッパで完全な電気自動車に移行すると公約して以来、燃焼エンジンを搭載する最後の新型車のひとつとなる。基本的にゴルフのクロスオーバー版であるこのモデルは、ハッチバックの次期ミッドサイクル・フェイスリフトと共有されるMQB Evoプラットフォームに搭載される。このプラットフォームは、すでに大型のティグアンとワゴン専用のパサートを支えている。

【参照】https://www.motor1.com/news/704611/volkswagen-troc-convertible-not-renewed/

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