フォルクスワーゲン、2025年モデルイヤーの新しいマゴタンを発表

フォルクスワーゲン

中国の乗用車に対する熱意が、またしてもフォルクスワーゲンのセダンを市場に登場させた。この新型車は、欧州市場のVWパサート・ヴァリアントやシュコダ・スーパーブの最新バージョンと密接な関係を共有しており、中国情報部によって発表された。

マゴタンは、欧米の読者にとっては少し変わったモデルかもしれない。当初は基本的に中国版パサートで、現地の嗜好に合わせるために新しい名前が与えられ、デザインも若干変更された。しかし2011年、VWは北米仕様のパサートを中国に導入する決定を下し、パサートは親しみのある名称のままとなった。そのため、2代目となる中国のパサートは、マゴタンと並んで販売され続ける、まったく別のクルマへと進化した。

VWは欧州の顧客にワゴン・バージョンのパサートを独占的に提供しているため、ワゴン・セダンの両バリエーションを提供する新型シュコダ・スーパーブに最も似ている。

興味深いことに、ヨーロッパのパサートをベースにしているにもかかわらず、VWのデザイナーはマゴタンを差別化しようとしているようだ。フロントは、ヘッドライトがパサートよりも直線的で、ボックス型に見える。シルバーのトリムバーはヘッドライトの上ではなく、その下に配置されている。ロアグリルもパサートとは大きく異なり、スーパーブのものをアレンジしたようだ。

後部では、マゴタンのテールライトがトランクを横切るように伸びており、VWの電気自動車ID.ラインのデザイン言語を彷彿とさせる。テールパイプは見えないが、内燃エンジンが搭載される。

第一汽車が製造する2.0リッターDTJエンジンが搭載される。最高出力は217ps(162kW/220PS)。シュコダ・スーパーブやVWパサートとは異なり、ハイブリッドパワートレインの設定はない。

インテリアがどのようなものになるかなど、このモデルに関する詳細情報は、2025年マゴタンが中国で正式に市場デビューする年明けに公開される予定だ。

【参照】https://www.carscoops.com/2024/01/2025-vw-magotan-is-the-new-passat-sedan-that-we-never-got/

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