これが最後のミニクラブマン

BMW(ミニ)

ミニ・クラブマンはもうない。ミニが電動化に向けてラインナップの刷新に取り組むなか、英国オックスフォード工場の組み立てラインから最後の1台が姿を消したのだ。

ミニは昨年4月にクラブマン・ファイナル・エディションを発表し、9月には次世代車を発売する予定はないと発表した。同社がポートフォリオを再編成する中、カントリーマンはクラブマンの事実上の後継車となり、その人気のおかげで淘汰を免れた。新型エースマンはカントリーマンの下に位置し、ラインナップを埋めることになる。

ミニ・ブランドのトップであるステファニー・ヴルストは昨年、同社はクラブマンの2倍の数のカントリーマンを販売しており、どちらをラインナップに残すかを決めるのは簡単だと述べている。現代のミニ・クラブマンは、1980年代初頭まで生産されていた1969年のオリジナルの後継モデルとして、2007年に登場した。

この新型クラブマンは、2013年にミニ・クラブバンの誕生に貢献する。また、2016年にはクラブマン・オール4が登場し、ブランド初の全輪駆動モデルともなった。ミニは2007年以来、110万台以上のクラブマンを製造してきた。

クラブマンの生産は終了したが、ミニはファイナル・エディションできちんと別れを告げ、世界での生産台数を1,969台に制限した。米国向けは100台にも満たなかった。5万ドル近いこのモデルは、シマー・カッパーのトリムとアクセントが際立ち、ボンネットには標準装備のターボチャージャー付き2.0リッター4気筒エンジンが搭載され、最高出力186ps、最大トルク206psを発揮した。

【参照】https://www.motor1.com/news/707421/last-mini-clubman-ends-production/

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