2025年型メルセデスEQS、ついにメルセデスらしいデザインに?

メルセデス・ベンツ

メルセデスは、オートチャイナでのデビューに先駆けて、フェイスリフトしたEQSを発表した。このモデルはSクラスからいくつかのヒントを得ているものの、劇的な変化とは程遠い。

このフラッグシップ電動セダンには、スポーティなAMGラインのフロントバンパーが標準装備されるようになったが、さらに注目すべきは、Sクラスに見られるものを模倣したフラッシュマウントのクロームスラットを特徴とする改良型グリルが装備されたことだ。EQSがただのジェリービーンズではなく、メルセデスのものであることを明確にしている。

2025年型EQSにはクロームのアクセントが追加され、0.2インチ(5mm)のフォームが追加されたリアシートが採用された。パッドが追加されただけでなく、リアシートの背もたれはボタンひとつで27度から36度まで調整できるようになった。さらに、コンフォートピローにはコントラストステッチとナッパレザーのパイピングが施されている。

究極のリアシートの快適性を求めるお客様は、ピナクルトリムとオプションのエグゼクティブ・インテリア・パッケージを選ぶことをお勧めします。このパッケージは、助手席を前方に倒して2列目のレッグルームを広げることができる。リアシートの背もたれは最大38度までリクライニングし、後席の乗員はお尻、首、肩に急速ヒーターを利用できる。このパッケージには、空気圧調整機能付きリアシートとフロントシート背面のイルミネーション・トリムも含まれる。

パフォーマンス面では、EQSは使用可能容量118kWhのまったく新しいバッテリーを搭載している。このバッテリーは108.4 kWhから増加し、より大きなエネルギー回生を可能にする新しいブレーキ・ソフトウェアが搭載されている。

これらの変更により、2025年型EQSの航続距離は伸びている。EPAの数値は公表していないが、WLTPの航続距離は最大51マイル(82km)伸びるという。さらに、全輪駆動を装備した欧州モデルの牽引能力は3,748ポンド(1,700kg)に向上した。従来は1,653ポンド(750kg)に制限されていたので、100%以上の改善だ。

ユーロ仕様のEQSについては、アメリカ仕様とほぼ同じだが、メルセデスは新しい自動車線変更機能と新しい特別仕様車を顧客に提供することを明らかにした。後者には21インチAMGホイールとエグゼクティブ・パッケージが装備される。その他、2トーンのナッパレザー、マイクロファイバーヘッドライナー、ローズゴールドのアクセント、アンスラサイトのオープンポアウッドトリムなどが特徴だ。

アメリカのモデルに話を戻すと、このモデルは今年後半にアメリカのディーラーに到着する予定だ。価格は未定だが、現行のEQSは104,400ドルから。

【参照】https://www.carscoops.com/2024/04/the-2025-eqs-actually-looks-like-a-mercedes/

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