ロータスの電気自動車「タイプ132」、車名は “エレトレ “に決定

ロータス

3月29日の正式発表に先立ち、ロータスは、これまで「タイプ132」としか呼ばれていなかった同社初の電気自動車SUVの名称を明らかにしました。正式名称は「Eletre」となり、Eで始まる車名をつけるという英国の自動車メーカーの長年の伝統を引き継ぐことになります。

ロータスはこの時点で何度もSUVのデザインを予告しており、リークされた特許画像で実質的にその全貌が明らかになったので、現時点ではどのような車になるのか、かなりの見当がついている。電気自動車の航続距離は空力に大きく影響されるため、視覚的にアピールすると同時に、空力的な効率性を高めるために、非常にスマートなデザインを維持していることがそのひとつです。

具体的には、曲線的なルーフライン、大きくアールしたリアウインドー、そしてバックミラーの代わりにカメラを採用しています(ただし、まだ法律的にバックミラーが認められていない市場では変更されると思われます)。フロントには、EmiraやEvijaに見られる縦型ではなく、スリムな横型ヘッドライトや、低い「グリル」を持つバンパーなど、まったく新しいデザイン言語を見ることができます。後方には、フロントフェンダーベント、フローティングルーフ、そしてLiDARセンサーと思われるものが配置されています。後方には、スプリット式リアスポイラーとフルワイドライトバーがあります。

未来的なデジタルメータークラスター、タッチセンサー式ステアリングホイール、パドルシフト(物理的なギアのない電気自動車なので、おそらく回生ブレーキを制御するもの)などが採用される予定です。

しかし、電気自動車のSUVだからといって、ロータスがICEスポーツカーで培った楽しさを注入することができないわけではありません。パワートレイン、ダイナミクス、重量などについてはあまり知られていませんが、90〜120kWhのバッテリーオプション、800ボルトのアーキテクチャ、特定のモデルで0-62mph(0-100km/h)タイムが3秒未満であることなどが以前から明らかにされています。

3月29日に正式デビューするエレトレは、エミラ、エビージャに続くロータスの第3の車種となります。2023年には4ドアクーペ、2025年には小型クロスオーバー、2026年にはスポーツカーと、エレッターのプラットフォームを利用したモデルを順次提供していく予定です。

【参照】https://www.carscoops.com/

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