テスラ、新型ベースモデルY RWDを発売

テスラ

テスラは、わずか43,990ドルから購入できるモデルYの新しいエントリーバージョンを米国でひっそりと発表した。7,500ドルの連邦EV税額控除を考慮すると、価格は36,490ドルまで下がり、これまでで最も手頃なモデルYとなる。

この新バージョンはモデルY後輪駆動と呼ばれ、9月に生産終了となったベースモデルY全輪駆動の穴を埋めるものだ。ベースのモデルY AWDは47,740ドルで販売されていた。

Electrekによると、新しいモデルY RWDは、他のモデルYで使用されているニッケルマンガンコバルトセルとは対照的に、より手頃な価格のリチウム鉄リン酸塩バッテリーを搭載している。テスラは新モデルの航続距離を418km(260マイル)と公表しており、時速60マイル(96km)を6.6秒で走り、最高速度は時速135マイル(217km)だという。また、ピーク充電率は170kWで、他のモデルYファミリーに見られる250kWの充電率よりも遅い。

この新しいエントリー・レベルのモデルYの鍵を手に入れたいと考えている人は、早めに行動するのが賢明だろう。テスラのリン酸鉄リチウム・バッテリー・パックは中国で製造されており、今年末からはインフレ抑制法により中国製バッテリーを搭載したEVのクレジットが受けられなくなる。つまり、7,500ドルの税額控除が受けられるのは、おそらくあと数カ月間だけということになる。

テスラが新型のエントリーモデル「モデルY」の投入に踏み切った理由は定かではない。また、テスラは、リフレッシュされたモデル3と同じアップグレードの多くを備えたフェイスリフト版が導入される前に、現行のモデルYをできるだけ多く販売したいと考えている可能性もある。

【参照】https://www.carscoops.com/2023/10/tesla-launches-new-base-model-y-rwd-in-the-u-s-priced-from-43990/

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