新型ボルボEM90は航続距離450マイルを超える豪華な電気ミニバン

ボルボ

ミニバンは、北米やヨーロッパ市場では(SUVの人気に押され)道路の王者ではなくなっているかもしれないが、アジアの多くの地域では、特に高級モデルでルネッサンスを楽しんでいるようだ。ボルボは吉利汽車の支援を受け、このトレンドに乗り、世界初のミニバン(MPV)を発売する。

EM90と名づけられたこの全電気自動車は、450マイル(720km以上)以上の航続距離を誇り、中国の顧客向けに特別に設計されている。現在のところ、欧米市場への導入計画はない。

ボルボは、このミニバンは1969年まで存在した高尚なステーションワゴン、1953年のデュエットにちなんだものだと主張している。しかし、現実を見よう。新たに登場したZeekr 009のドッペルゲンガーを見つける可能性は、何よりも吉利集団銀河系のもうひとつのスターであるZeekr 009の方が高い。80年代後半から90年代にかけてのGMのバッジエンジニアリング大当たり時代を彷彿とさせるこの2つの電動ミニバンは、EM90の特徴的なボルボ・グリル、トールハンマー・ヘッドライト、そしていくつかの派手なトリムパーツを除けば、ほぼ同一の双子である。

EX90と小型SUVのEX30に続き、ボルボが昨年発表した3番目の完全電動モデルは、リアアクスルに268馬力(200kW)の電気モーターを1基搭載している。このモーターは、CATLが供給する116kWhのバッテリーと組み合わされ、30分弱で10%から80%まで充電することができる。ボルボによると、EM90の航続距離は、中国のCLTCドライビング・サイクル・テストで459マイル(738km)である。

【参照】https://www.carscoops.com/2023/11/new-volvo-em90-is-a-luxurious-electric-minivan-with-over-450-miles-of-range/

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