これが最後の1,500馬力のシロンだとブガッティが断言

ブガッティ

ブガッティは、シロンが2016年の登場から8年を経て、ついに終焉を迎えることを発表した。これはモルスハイムのブガッティ工場から出荷される最後の1台…のようなものだ。これはシロン1500PSトリムのフィナーレであり、ブガッティの社内カスタマイズサービス「Sur Measure」によって完全に仕上げられたが、間違いなく、これは最後のベースモデル・シロンに過ぎない。シロンの完全な終焉でもなければ、W16パワープラントのもっと劇的で待望のフィナーレでもない。

ブガッティがノクターンとカッパーと呼ぶ色で仕上げたこのモデルは、カナダの石油・ガス会社の重役で、自称 “起業家でリスクテイカー “のビラル・ハイドリーに納車された。彼のインスタグラムによると、ハイドリーは2021年の11月に最終モデルのシロンを注文した。彼は投稿の中で中途半端に価格情報を走り書きしていたが、重要な桁が1つだけ隠されていないことを確認したため、彼のシロンの価格は3,000,000ドル以上であることがわかった。エントリーレベルの車としては悪くない。

ヒドリーの “最終 “シロンは、シロン・スーパースポーツ300+が納車され、販売可能な最終シロン・プロフィレーが昨年のオークションで1080万ドルで落札された後のことだ。単なるベーストリムでは飽き足らないバイヤーたちが最後の1台を手に入れるため、ヒドリーのシロンも長くは最上級を維持することはないだろう。まだ未知数のシロン ピュール スポーツと、W16エンジンを搭載したミストラルとボリードが残っている。

ブガッティは、”最後の(シロンの)例の納車とともに数カ月でフィナーレを迎える “とだけ述べている。シロンの後継モデルは8.0リッターのパワープラントを廃し、ハイブリッドのV8ドライブトレインを採用するため、最後のW16エンジン搭載車はそのうちの1台になるだろう。2026年の生産開始に先駆けて、今年その車が発表されることを期待したい。

シロンの待望の後継車が登場するまでに、あと何台の “ファイナル “カーがモルスハイムから姿を現すかに賭けよう。

ブガッティ・シロン1500

【参照】https://www.motor1.com/news/704067/last-chiron-1500-delivered/

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