次世代BMW M5の登場が目前に迫っているが、新たなレポートによると、非常にパワフルかつ非常に重くなるという。興味深いことに、これまでの報道で示唆されていたほどのパワーはない可能性があり、メルセデスAMG GT 63 S Eパフォーマンスに対してパワー面でかなり不利になる可能性がある。
最近Bimmer Postフォーラムに掲載された情報によると、新型M5にはXMと同じ基本的なハイブリッドパワートレインが搭載され、4.4リッターV8ツインターボと電気モーターで構成されるという。標準のXMでは、このセットアップで644psと590lb-ft（800Nm）を発揮し、XMラベル・レッドでは、この数値は738psと738lb-ft（1,000Nm）に上昇する。レポートでは、M5の数値は2つのXMモデルの間に位置し、合計718 hpと760 lb-ft (1,030Nm)のトルクを提供すると主張している。
レポートによると、M5には18.6 kWhのバッテリー・パックが使用され、XMの25.7 kWhのパックよりも小型化されるという。2025年のM5は、現行モデルよりもサイズが大きくなり、全長は36mm、全幅は70mmになると予想されている。重要なのは、この象徴的なスーパーセダンの次世代モデルは、5,368ポンド（2,435kg）という高重量になるということだ。これは驚異的な数字だが、AMG GT 63 S Eパフォーマンスも車重は約2.4トンだが、最高出力は831ps、最大トルクは1,033lb-ft（1,400Nm）と、次期M5を上回るパワーを発揮する。
BMWは新型M5をセダンとツーリングの両方で販売する。BMWは今年7月にセダンの生産を開始し、2031年初頭まで生産する予定だと言われている。M5ツーリングは今年11月に生産ラインに入る予定だ。
M5は、スタイリングにも手が加えられており、他の5シリーズとは一線を画している。例えば、フロントおよびリアマスク、強化されたブレーキとホイール、クワッドテールパイプ、目立つリアディフューザー、リップスポイラーなどが徹底的に改良される。
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