ルシード、テスラ・モデルYと3に対抗する小型SUVを予告

ルシード

ルシードは2023年、第4四半期の販売台数がわずか6,001台に落ち込み、株価も過去12カ月で60%下落するなど、低調に終わった。しかし、同社はアリゾナ工場の第2期拡張計画を明らかにし、新型の大量生産電気自動車を予告するなど、2024年のスタートを好意的に迎えている。この動きは、電気自動車市場における投資家の注目と信頼を集めることを目的としている。

イベントの中で、ルーシッドのピーター・ローリンソン最高経営責任者(CEO)は、同社の生産拡大が新たに導入されたSUV「グラビティ」のためだけではないことを明らかにした。ルーシッドは、より小型で費用対効果の高いプラットフォームを採用した次のラインナップを積極的に開発している。そのティーザーとして、ベールに隠されたミッドサイズ(あるいはコンパクトなラグジュアリー)SUVの写真が公開された。

「ローリンソン氏は、「数年後に登場する、プロジェクト・ミッドサイズをこっそりお見せしましょう。”これはより手頃な価格のルシッドになる予定で、より広くアピールし、より大量に販売する予定です”

ローリンソンは、この新型車は長期計画の理論上の一部ではなく、自動車メーカーはすでに開発に懸命に取り組んでいると付け加えた。彼は、エンジニアリング・チームの仕事に目を通し、デザイン・チームがEVの外観を改良していると説明した。

新型クロスオーバーは、テスラ・モデルYやモデル3と直接競合するように設計され、74,500ドルからという豪華なルシッド・エアよりも多くの台数を販売する野望を抱いている。

ソーヤー・メリット氏のX(旧ツイッター)への投稿によると、ローリンソン氏は、中型SUVもサウジアラビアにあるルーシッドの工場で生産されると述べた。この工場では現在、年間5,000台のエア・セダンを生産できるが、ルシッドはこれを年間15万台まで拡大したいと考えている。残念ながら、その拡張がいつ行われるのか、そして中型車がいつ公開されるのかはまだ不明だ。しかし、モデル3やYがテスラにとってそうであるように、このクルマが会社を支えることができるかどうかは興味深い。

【参照】https://www.carscoops.com/2024/01/lucid-teases-smaller-suv-to-fight-tesla-model-y-and-3/

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