新型ブガッティ、2024年半ばに登場

ブガッティ

新しいブガッティが登場することはめったにない。派生モデルを除けば、モルスハイムに本拠を置くブガッティはフォルクスワーゲン・グループ時代に2モデルしか発表していない。2005年に登場したヴェイロンと、2016年のシロンだ。2024年、私たちはついに新車を手に入れることになる。まあ、1パーセントの人はそうだろう。

新車にはどんなエンジンが搭載されるのか、フォーラムを駆けめぐる噂をもとに、私たちはブガッティに何が何なのかを尋ねなければならなかった。予想通り、ブガッティは憶測に関するコメントを否定した。しかし、コミュニケーション部門の責任者であるニコル・オージェは、今年の半ばには公開される予定だと語った。

今のところ確認されている唯一の情報は、W16ではなく、内燃エンジンを搭載するということだ。8.0リッターのクワッドターボ・モンスターは、ミストラル・ロードスターとサーキット専用モデルのボリードを最後に引退する。そのあとはどうなるのだろうか?

コスワースが開発した自然吸気の8.3リッターV16になるという説もあれば、ランボルギーニ・レブエルトのV12やVWグループのV8のような小型エンジンになるという説もあり、相反する報告もある。また、まったく新しいエンジンになる可能性もある。いずれにせよ、次期ブガッティがハイブリッドになることは、同社関係者によって確認されている。

以前、ブガッティ・リマックのCEOであるマテ・リマックは、シロンの後続モデルには「驚かされる」と語っていた。彼はさらに、新型モデルにはこれまでにない機能が搭載され、”非常に魅力的な燃焼エンジン “をベースにした “大幅に電動化された “パワートレインが採用されると述べた。元ブガッティ・デザイン・ディレクターのアヒム・アンスハイトは昨年、この車はミストラルよりも “さらに素晴らしい “ものになると語った:

「プロポーション的にも、技術的にも、革新性という点でも、意外性という点でも、驚くべきものになるだろう。人々の度肝を抜くようなクルマになるでしょうし、これに携われるのは本当に嬉しいことです」。

ブガッティは2021年からこのクルマのデザインに取り組んできた。今度のハイブリッド・ハイパーカーは、ブガッティのデザインの指揮を20年近く執った後、2023年に引退したアヒム・アンスハイトが最後にペンを執ったクルマであることは注目に値する。現在はフランク・ハイルが将来の車両のデザインを担当している。

シロンはヴェイロンを大幅に改良したものだが、新型ブガッティは新しいシャシーを搭載すると言われている。噂によると、シロンの生産台数は500台で、ヴェイロンは450台だった。マテ・リマックがインスタグラムでシェアしたように、新型車は2023年11月に非公開で公開された。

内覧会は、ベルリンの同社オフィスで行われたパートナーとのミーティングの中で行われた。不思議なことに、カバーの下には2台の車が隠れていた。ワールドプレミアまであと数カ月だが、顧客への納車は2026年以降となる。ミストラルは99台限定、ボリドは40台限定の生産で手一杯なのだ。その一方で、最近、最後の “スタンダード “シロンを納車した。

【参照】https://www.motor1.com/news/706757/new-bugatti-mid-2024-launch/

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