2024 メルセデスGクラスのフェイスリフトにEQG由来のエアロ調整が施される予定

メルセデス・ベンツ

メルセデスGクラスを買う人は燃費をあまり気にしていない、ということを少し現実的に考えてみよう。アメリカでは、G550が139,900ドル、AMG G63が179,000ドルである。ヨーロッパやその他の市場では、ドイツの高級ブランドはより倹約的な直列6気筒ディーゼルを持ち、中国ではG350と名付けられた4気筒ガソリン・モデルさえある。

しかし、完全電気自動車のGクラスを手に入れようとする人々は、箱型のSUVは控えめに言っても空力的に最も優れた車ではないため、より優れた効率を求めるだろう。EVモデルは一目でそれとわかる外観になるが、航続距離を向上させるためにさまざまなエアロ調整が施される予定だ。EQGの開発で得た教訓は、2024年に登場する従来型Gクラスのフェイスリフトで活かされることになるだろう。

メルセデス・ベンツ Gクラス フェイスリフト スパイフォト

これは、メルセデス・ベンツGmbHのエメリッヒ・シラー社長が明らかにしたものだ。Autocar』とのインタビューで、G部門の責任者は “エアロダイナミクスの劇的な改善 “を約束した。それは、ほとんどの人がクルマのすぐそばに座っても、その変化に気づかないという事実にもかかわらず、と彼は付け加えた。これらの最適化は、”燃費の驚異的な削減 “をもたらすという。

さらに、マイナーチェンジ後のGクラスは、ガソリン/ディーゼルエンジンと電気モーターのどちらを搭載するかにかかわらず、見た目はほとんど変わらないと述べた。生産可能なEQGは数カ月後、具体的には2024年の前半に姿を現す予定だ。エメリッヒ・シラーはAutocarに対し、ICEバージョンも同時期にアップデートされると語った。

2024年のGクラスは、欧州で6月末に発表されたファイナル・エディションによってV8エンジン搭載モデルのG500が廃止される。W463型Gクラスのミッドサイクルアップデートに伴い、米国仕様のG550もV8を廃止するかどうかは不明だ。仮にそうなるとしても、8気筒エンジンがあと数年はAMG G63に搭載されることを期待したい。

【参照】https://www.motor1.com/news/686839/2024-mercedes-g-class-aerodynamic-tweaks/

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