フォルクスワーゲン、9月デビューの新型トランスポーターの詳細を発表

フォルクスワーゲン

フォルクスワーゲンのトランスポーターは、先代モデルよりも「大幅に長く、広く」なることが明らかになった。これにより、このバンは荷物と人を運ぶ車としてはるかに優れたものになると約束されている。

フォルクスワーゲンによると、トランスポーターの全長は198.8インチ(5,050mm)となり、5.7インチ(146mm)長くなる。ホイールベースは122インチ(3,100mm)となり、ホイール間は3.8インチ(97mm)延長された。また、全長214.6インチ(5,450 mm)、ホイールベース137.8インチ(3,500 mm)のロングホイールベース・バリアントも用意される。

トランスポーターは全長が長くなっただけでなく、全幅も5インチ(128mm)拡大した。これにより、ホイールハウジング間に5.8インチ(148mm)の余裕が生まれ、ユーロパレットを容易に積載できるようになった。荷室については、先代よりも2.4インチ(61mm)長くなっている。

寸法が大きくなったおかげで、バンは最大204.8立方フィート(5.8立方メートル)の機材を運ぶことができ、これは現行モデルより「引っ越しボックス2個分」多い。ロングホイールベース、ハイルーフのバリエーションでは、その容量は317.8立方フィート(9立方メートル)に増加する。

その他の特筆すべきスペックは、38.7フィート(11.8メートル)の回転半径と最大積載量2,932ポンド(1.33トン)である。また、最大6,173ポンド(2.8トン)のトレーラーを牽引することもできる。

インテリアは、12インチのデジタル・インストルメント・クラスターと13インチのインフォテインメント・システムを採用し、進化しながらもはるかに現代的なものとなっている。また、新しい電子式パーキングブレーキや、手袋をしたままでも操作しやすいボタンを備えたステアリングホイールが採用されている。

その他では、スマートフォン用の収納トレイを備えた広々としたセンターコンソールがある。オプションのインダクティブ充電システムを装備すれば、さらに便利になる。デバイスへの給電といえば、バンにはUSB-A、USB-C、12ボルトのポートがあり、最大400ワットに対応する「パワーハブ」を装備することができる。プラグインハイブリッド車と電気自動車は、出力2.3kWのインバーターを備えており、さらに進化している。

トランスポーターは、2人乗り、3人乗り、4人乗り、5人乗り、6人乗りと、パネルバン、コンビのバリエーションが用意される。堅牢なファブリック」と2種類のレザーレットが用意される。

トランスポーターは来年初めにドイツで発売され、ベース価格は36,780ユーロ。ディーゼル、プラグインハイブリッド、電気のパワートレインが用意される。ディーゼルが最初に導入され、108 hp(81 kW / 110 PS)、148 hp(110 kW / 150 PS)、168 hp(125 kW / 170 PS)の出力を提供する。その後、230 hp(171 kW / 233 PS)のプラグイン・ハイブリッドと、114 hp(85 kW / 116 PS)、134 hp(100 kW / 136 PS)、215 hp(160 kW / 218 PS)、282 hp(210 kW / 286 PS)の電気自動車が続く。

【参照】https://www.carscoops.com/2024/04/vw-details-new-transporter-ahead-of-september-debut/

コメント

タイトルとURLをコピーしました