新型ルノー5、ボンネットに巨大な充電表示灯を装備

ルノー

ルノーというブランドそのものがそうであるように、ル・カルという不格好な名前はアメリカ人にとって遠い記憶である。フランスの自動車メーカーは1980年代後半にアメリカから撤退したが、R5は1990年代半ばまで他の市場で販売されていた。ダイヤモンドのロゴを持つこの会社は、2024年にヨーロッパでこの車を復活させようとしている。来年2月26日に開催されるジュネーブ・モーターショーでの大々的なデビューを前に、最終的なデザインのディテールをいくつか公開している。

ティーザーでは、レトロな雰囲気のヘッドライトとテールライトの最終的な外観が公開され、驚きを与えている。2021年初頭に発表されたプロトタイプと比較して、クラスターの形状や外観がどのように変化しているかがわかる。もし覚えていないなら、この記事の下にフォトギャラリーを添付した。別のティーザーでは、R5ターボのホットハッチを彷彿とさせるシワのある横顔の一部を見ることができる。

2024 ルノー5 ティーザー

ルノーが公開した最も興味深いティーザーはボンネットに焦点を当てたもので、エンジニアは特大の “5 “の形をしたバッテリー充電ランプを組み込んでいる。当初、この都市型EVは、WLTPサイクルで248マイル(約400km)を走行可能な52kWhバッテリーパックのみで販売される予定だ。全長わずか154.3インチ(3.92メートル)であることを考えれば、都会のジャングルに挑むには最高の車となるはずだ。これは基本的にミアータと同じ長さだ。

7月上旬にカモフラージュされたテスト車両をパパラッチが発見したとき、ルノー5 E-Techはプロトタイプから外れないという感覚を覚えた。今回のティーザーは、この小型EVがレトロでシックなクルマになるという我々の確信を補強するものだ。5ドア(Cピラーに “隠された “リアハンドルがある)、極端に短いオーバーハング、がっしりしたルーフスポイラーが特徴だ。よりホットなアルピーヌ・ブランドのモデルはすでにテスト中で、レーシーなA290コンセプトによって予告されている。

老朽化したゾエの後継車となるゼロ・エミッションの5は、全くの新製品ではない。ルノーは、CMF-Bプラットフォームを採用することで、コンポーネントの70%をクリオから借用し、開発コストを抑えたいと考えている。はっきりさせておきたいのは、新型R5は電気自動車としてのみ提供されるということだ。ゾーイとその12個のバッテリー・モジュールに比べ、後継モデルは33ポンド(15キログラム)の軽量化のため、4個の大型バッテリー・モジュールのみとなる。

価格は約25,000ユーロ(約27,200ドル)からで、5に続いて、2025年にルノー4、2026年にトゥインゴがEV用に改造される。どちらも、5と同じくらい興味深いコンセプトカーが予告されている。

ルノー5 EV

【参照】https://www.motor1.com/news/698636/2024-renault-5-production-version-teasers/

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