BMW、この10年で6台のノイエクラッセEVを市場に投入

BMW(ミニ)

BMWはこの10年末までに、ノイエクラッセ・プラットフォームをベースとしたバッテリー電気自動車を6車種発売する予定であり、そのうち最初の2車種は中型セグメントに投入される見込みである。

新アーキテクチャーの中核となるのは、車体構造の一部を構成し、重量とコストの両方を削減する、再設計されたバッテリー・パックである。パッケージングを改善し、パックの高さを低くしてエネルギー密度を高めるため、BMWは円筒形セルから角柱形セルに変更する予定である。

BMWによると、Neue Klasse車両に搭載される第6世代のeDriveシステムは、リチウムイオン・バッテリー・パック、電気モーター、インテリジェント・エネルギー・マネジメント・システムで構成され、従来のシステムよりも航続距離を30%伸ばし、充電時間を30%短縮すると同時に、効率を25%改善するという。この新システムは800ボルトのアーキテクチャーをベースとしており、現行のeDriveシステムよりも40%コスト効率が向上する。

この新プラットフォームに支えられた最初のモデルは、第2世代のiX3となり、内燃エンジン搭載のX3をベースとする現行モデルの後継車となる。このモデルは2025年後半に発売される予定で、ハンガリーの工場で生産され、エクステンデッド・ホイールベース・バージョンは中国で生産・販売される。その翌年には、BMWは現行の3シリーズに似たサイズの電気セダンを発表し、ミュンヘンの工場で生産した後、メキシコと中国で生産を拡大する予定だ。

この2モデルに続いて発売されるのは、iX4と名付けられたクーペスタイルのセダンで、2027年にはステーションワゴンが発売される予定だ。Auto Newsによれば、6番目のノイエクラッセ・モデルは、iX1に代わるコンパクト・ユーティリティ・ビークルの形をとる。

これらの新モデルはいずれも先進的な足回りを備えて登場することに加え、BMWが昨年発表したVision Neue Klasseと同様のスタイリング要素を採用し、BMWの現行モデルとはかなり異なる外観になると予想されている。

【参照】https://www.carscoops.com/2024/01/bmw-bringing-six-neue-klasse-evs-to-the-market-this-decade/

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